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年末は12月28日(木)まで通常通り診療を致します。

     12月29日(金)は午前中のみ、報告書の受取が可能です。
     ※検査・治療薬・ピル・EDの処方は致しませんのでご確認の上ご来院下さい。


年始は1月4日(木)より通常通り診療を致します。

結果報告にお時間のかかる場合もございますので早めのご受診をお勧め致します。

詳しくはスタッフまでお尋ね下さい。

2017.12.04

梅毒の感染者、今年5000人超す…44年ぶり

読売新聞
11/28(火) 13:51配信

重症化すれば失明など深刻な障害につながる恐れもある性感染症の梅毒に感染した人が、今年1月から11月19日までの累計で5053人となったことが、国立感染症研究所のまとめで分かった。

 国の伝染病統計などによると、感染者数が年間5000人を超えるのは1973年以来44年ぶり。

 感染者数は、東京都で1561人、大阪府で703人、愛知県で310人など、都市部で多くなっている。国や専門家らは、検査による早期発見や不特定多数との性行為を避けるなど、予防を呼びかけている。

 梅毒は、戦後間もない1940年代後半には国内で20万人以上の患者がいたが、抗菌薬が普及して減少。近年の感染者数は年数百人程度で推移していたが、2011年頃から増え始めた。梅毒に感染すると性器のしこりや赤い発疹など、時期ごとに特徴的な症状が出る。症状は数週間で消え、症状が出ないケースもある。重症化すると失明や意識障害などを引き起こす。

2017.11.28

HIV感染・患者、沖縄2017年は29人 過去3番目の多さ

沖縄タイムスプラス
2017年11月28日 08:17

2017年に沖縄県内で新たにHIV感染者、エイズ患者と報告されたのは26日現在で、計29人(16年22人)となり、過去3番目に多いことが県地域保健課のまとめで分かった。そのうち診断時に既にエイズを発症している患者は8人(27・6%)で、全国平均約3割と比較し、2年連続で低くなっている。最多は14年の33人、次いで07年の32人。
同課の担当者は「新規の増加は医療機関での積極的な声掛けなど、心当たりのある方が早めに検査を受けた結果だと考えられる。検査の結果、HIVに感染していても、早期に発見し適切な治療を始めれば、エイズ発症を回避することができる」として、早期の検査と治療を呼び掛けている。

 17年の新規報告者は全て男性で、年代別では20代が13人と最多で、次いで40代が8人、30代と50代以上が4人ずつとなっている。感染経路は男性同性間の性的接触が19例と最も多く、異性間の性的接触が4例、不明が6例となっている。

 統計を取り始めた1987年からの累計はHIV感染者242人、エイズ患者126人の計368人となった。

 また、26日現在の県内の梅毒患者数は男性26人、女性7人の計33人で女性は1999年以降、最多の報告数となっている。

=沖縄タイムスプラス記事より抜粋=

2017.11.28

梅毒患者過去最多。「身に覚えがない」が最も危険

「過去の死病」が復活しています。抗生物質ストレプトマイシン発見により治るようになった結核が「再興感染症」として、同じくペニシリンで生還できる梅毒が。特に後者の患者数は近年、爆発的とすら表現し得る増加を示し、11月、2017年は今の方法で統計を取り始めた1999年以来最多を記録したと国立感染症研究所の集計でわかりました。約10年間500人から700人で推移していたところ11年に800人台、13年に1200人台、14年1661人、15年2690人、16年4559人と物凄い勢いで増えていて収まる気配もありません。何が起きているのでしょうか。

文字通りの性交渉以外でも感染する
 患者数とは医療機関からの報告数なので「日本で梅毒が大流行」とは言い切れません。ここ数年増えているというニュースに接して診察を受ける人も増加したとか、後述するように見逃していた医師が注意深く診断し出した結果という可能性も大いにあります。とはいえ過去最多の感染症流行をのほほんと見逃していいはずがないのはいうまでもないところでしょう。

 梅毒トレポネーマという細菌による感染症で文字通りの性交渉ばかりかオーラルセックスやキスでも移り得ます。症状はまず3週間後に潰瘍やリンパ節の腫れが確認され2〜3カ月を過ぎると前身に赤い発疹がみられます。楊梅(ヤマモモ)に似ているのが病名の語源。

ワクチンもなく予防が難しい病
 厄介なのは症状が出てもまもなく治まってしまったり症状すら出ないケースも珍しくない点。「放っておいたら治った」「何もなかった」と勘違いしてしまうのです。実は潜伏期で長いと10年ほどで深刻な段階へ進みます。血管破裂(心血管梅毒)や神経のまひおよび知能の衰え(神経梅毒)が出現して最悪死に至るのです。

 ペニシリンの出現で初期段階ならば完治するようになって久しいがため軽視されがちでしたが実はワクチンがないので事前予防が難しいし、再感染する病でもあります。性器だけに効果があるコンドーム着用でも防ぎきれません。つまり予防手段は「禁欲」しかないのです。でもそれでは人類が滅亡してしまいますし現実的ともいえません。

愛が芽生えた瞬間に「血液検査を受けよう」と言えるか
 そこで国などがしきりに訴えているのが「検査しよう」で無料で受けられる機関も紹介されています。ここで問題なのは「身に覚えがない」ケース。厳密にいえば性的な接触はあったけど相手がごく普通の人で自らも風俗店で働くなどの過去を持たないといった場合です。

この「相手がごく普通」というのがどうやら問題の本質のようです。相手がキスすら経験していないならば安心ですけど、それはそれで一定の年齢以上だと「普通」ではなさそう。前記のように症状がないまま保菌者になっている可能性もあるので安心は禁物です。圧倒的に男性患者の方が多いので「移される」だけをくり抜いて考えれば女性がより警戒すべきという結論へたどり着きます。あくまで一般論ですが。

 素敵な相手に巡り会って「付き合おう」と決める前後に過去の性体験を根掘り葉掘り聞き出したり「交際するならば2人でまず血液検査(梅毒血清反応検査)を受けましょう」とはなかなか言い出せません。そもそも梅毒に限らずリスク云々を超えてカーッとなるのが恋愛ですから。

医師が見逃してしまう背景は?
 したがって、少なくとも結婚や出産を控えた「節目」には検査するのが望ましいでしょう。というのも妊娠中の感染は子どもへ先天性の障害が伝播するおそれがあるからです。梅毒は性病であるがゆえに恥ずかしいという思いが検査をためらわせる大きな理由でしょうし、若いうちの軽い気持ちの恋愛や、反対に不倫など隠しておきたい付き合いであれば一層気後れします。しかし梅毒トレポネーマに若気の至りも忍ぶ恋も関係ないのです。

 医療体制の再構築も急務です。治る病気となって数年前まで患者数も少なかったため主に皮膚科の医師が経験不足から症状を他の病と誤って診断しているかもしれません。また海外では標準治療となっているベンザチンペニシリンGの筋肉注射(1回)が副作用の不安から日本で使用不可となっているのを見直して解禁する動きももっと加速すべきでしょう。

Yahoo Japan News 坂東太郎 | 日本ニュース時事能力検定協会検定委員
11/12(日) 21:02

2017.11.14

12月9日(土)診療時間変更のお知らせ

まことに勝手ながら 12月9日(土) の診療時間は
16:00までとさせていただきます。
ご迷惑をお掛けしますがご了承の程、よろしくお願いします。

2017.11.13

梅毒患者 現行統計で年間過去最多の4568人

NHK News Web より抜粋 10月31日 16時10分

性感染症の梅毒について、ことし全国の医療機関から報告された患者の数は今月22日までに4568人と、現在の統計を取り始めた平成11年以来、年間の患者数として最も多くなりました。専門の医師は「不特定多数との性交渉を避け、不安に思ったら医療機関を受診してほしい」と呼びかけています。

梅毒は細菌による感染症で、性的な接触などによって感染して発疹などの症状が出て、放置すると血管が破裂する原因になるほか、妊娠中の母親が感染すると子どもに重い障害がおきるおそれがあります。

国立感染症研究所によりますと、ことしに入って今月22日までに全国の医療機関から報告された梅毒の患者数は4568人と、現在の方法で統計を取り始めた平成11年以降の19年間で、年間の患者数として最も多くなりました。

都道府県別にみると、東京都が1423人と最も多く、次いで大阪府が624人、愛知県が277人、神奈川県が258人などとなっています。
去年の同じ時期と比べて患者数が大幅に増えた都道府県もあり、岡山県では去年より4.3倍の135人、広島県では2.9倍の109人などとなっています。

梅毒の年間の患者数は昭和20年代には20万人程度とされていましたが、抗生物質の普及とともに減少傾向を示し、平成9年には500人程度になりましたが、6年ほど前から再び増加に転じています。

梅毒の診療を長く続けている医師は「風俗産業に関わる人で増加し、最近では一般の若い女性や主婦でも増えている。梅毒は感染の初期は症状に気付きにくい特徴があり、不特定多数との性交渉を避けるとともに、不安に思ったら医療機関を受診してほしい」と話しています。

梅毒 初期は発熱や痛みなく梅毒 初期は発熱や痛みなく
梅毒は主に性的な接触で感染する細菌性の感染症です。

感染してから3週間から6週間の初期には、はっきりした症状が現れない潜伏期間があります。その後、梅毒の原因となる菌が侵入したところに潰瘍ができたり、リンパ腺が腫れたりしますが、発熱や痛みがないのが特徴です。

これらの初期症状は治療をしなくてもしばらくするとなくなってしまいます。

感染から3か月程度たつと、全身や手のひら、それに足の裏などに「バラ疹」と呼ばれる赤い発疹がでるほか、発熱や体のだるさを感じるなどの症状が出ますが、ほかの皮膚病と区別しにくいうえ、多くの場合、時間がたつとこうした症状も治まってしまいます。

そして感染から2年から10年程度が経過すると体に大きな腫瘍ができたり、血管の大動脈が破裂したりするほか、神経がまひして体が思うように動かなくなるケースもあるということです。

治療法がなかった戦前は体中に大きな潰瘍ができたり、死亡したりするケースもありましたが、抗生物質のペニシリンが開発された結果、治すことができるようになり、死亡する例はほぼなくなりました。

しかし、症状が出ていない時期でも性的な接触でほかの人に感染させる可能性があり、多数の人と性的な関係を持つことで感染を拡大させることが懸念されています。また、妊娠中の女性が感染するとおなかの中の胎児にも感染し、生まれた赤ちゃんに重い障害が残るケースもあります。

感染を防ぐためには不特定多数の人と性的な接触をしないほか、感染していないか定期的に検査を受けること、それにコンドームを正しく使うなどして予防することが大切だとされています。

性感染症を長く診療してきた医師は「症状が出てもしばらくしたらなくなったり、全く症状がなかったりと、梅毒は自分で気付きにくいのが特徴だ。これまで患者が少なかったため梅毒を診断したことがない医師もいるので、不安なことがあれば、なるべく経験が豊富な専門の医師にかかってほしい」と話しています。
患者数 平成23年ころから再び増加梅毒は、国内では昭和20年代に20万人を超える患者がいたとされ、症状が進行して死亡するケースも少なくありませんでした。

しかしその後、抗生物質が普及して薬で治るようになると患者数は減少傾向になり、平成9年には年間の患者数が500人を下回ったとされてきました。

こうした状況は10年以上続きましたが、平成23年ころから再び増加に転じ、年間の患者の報告数は平成25年に1228人と1000人を超え、おととしには2690人となり、去年は4559人と増えていました。

ことしも増加傾向が続いていて、今月22日までに4568人と、すでに去年1年間の患者数を上回り、平成11年に現在の方法で統計を取り始めてから最も多くなりました。

梅毒に詳しい、医師によりますと「患者の絶対数は男性が多いが、若い女性の患者も増えている。性風俗産業の従事者が多いが風俗店の利用者を通じ、性風俗産業と関係の無い一般の人にまで感染が広がるケースもあり、自分は無関係と思わず予防をしてほしい」と話しています。
夫から感染 「まさか自分が」東京都内に住む50代の会社員の女性は、先月ごろから微熱とだるさを感じるようになったといいます。かぜかと思い医療機関を受診しましたが、処方された薬を飲んでも症状は改善しなかったということです。

そのうち全身に赤色の発疹が突然現れ、不思議に思っていたところ、長期の出張をしている夫から「梅毒と診断された」と告げられました。そして、性感染症の専門医院で検査を受けたところ梅毒に感染していることがわかりました。赤い発疹は、感染から2か月くらいで現れる梅毒特有の症状でした。

この女性は「性感染症については一とおりの知識があったが、梅毒は昔の病気だと思っていてまさか自分がかかるとは想像もしていなかった。体調にも気を使っていたのに2か月も気がつかなかったのが信じられない」と診断を受けた当時のことを話しました。

この女性が夫に事情を問いただしたところ、数か月前、夫が性的なサービスを提供する風俗店を利用し、そこで感染した可能性が高いことがわかりました。

女性は、「自分には一生関係がないと思っていた性感染症になったのは本当にショックで、まだ心の整理がつかない。自分のように梅毒とは関係がないと思っている人も、知らないうちに感染する危険があることを多くの人に知ってもらい、これ以上感染する人が増えないようにしてほしい」と訴えていました。

女性は抗生物質を服用する治療をおよそ1週間前から行っていて、あと7週間程度薬を飲めば治る見込みです。

治療にあたった医師は「責任ある行動をとらないと梅毒をはじめとした性感染症を広げてしまうことがある。信頼している相手でも感染予防をすることが大事で、交際を始める時や結婚する時、あるいは妊娠を考えている時など、節目節目でお互いが性感染症の検査をして安心して関係性を進められるように『節目検診』をすることも勧めたい」と話しています。

2017.11.01

梅毒感染、地方でも増加 岡山・熊本は昨年の3倍超

梅毒の感染が全国的に広がっている。国立感染症研究所が31日発表した患者数は、今年に入って10月22日までで計4568人。42年ぶりに4千人を超えた昨年1年間の4518人をすでに上回った。これまで多かった東京、大阪などの大都市以外の地方でも患者が増えている。

 感染研によると、都道府県別では、東京が最も多く1423人。次いで大阪624人、愛知277人、神奈川258人、福岡190人と続いた。地方でも患者の増加が目立つ。昨年38人だった岡山は135人、15人だった熊本は55人とそれぞれ3倍超に急増。広島109人、香川59人、青森57人、山口21人と、いずれも昨年の2倍を超えた。

 患者は2010年から増加。女性は20代に多く、男性は20〜40代に多い。性産業に従事する若い女性やその客となる男性の間で感染が広がっている可能性が指摘されている。

 梅毒は主に性行為で感染する。感染して3週間ほど後に陰部などに潰瘍(かいよう)ができ、1、2カ月後に全身に発疹が出る。妊婦が感染すると、流産や死産になったり、生まれた子どもの目や耳などに障害が出たりする。コンドームを使うことで感染のリスクを減らすことができ、治療にはペニシリンが有効だ。

 大西真・感染研細菌第一部長は「感染が各地に広がってきている。感染の恐れがある人は早く医療機関を受診してほしい」と話す。(土肥修一)

朝日新聞社 10/31(火)

2017.11.01

九州でエイズ感染急増 16年福岡は61%増 佐賀、熊本過去最多

2017年09月19日 06時00分

福岡県を中心に、九州でエイズ患者やエイズウイルス(HIV)感染者が増えている。東京や大阪など都市部を含めて全国的には減少か横ばい傾向にあるだけに、九州の増加が目立つ。専門家は、感染者の多いアジアとの往来が増えてウイルスが持ち込まれるケースや、予防啓発活動の不十分さが一因とみており「危機的状況で、より効果的な予防啓発が必要だ」と警鐘を鳴らしている。

国のエイズ発生動向調査によると、2016年の福岡県のHIV感染者、エイズ患者の新規報告者数は、いずれも46人で計92人と過去最多。15年と比べて61%増えており、特に40代や50歳以上が増加している。佐賀計9人、熊本計19人も過去最多となった。16年の地域別では九州が計169人で32%増。これに対し、関東・甲信越は695人で4%増と横ばい、近畿は265人で11%減など、5地域は前年より減少していた(福岡県以外は速報値)。

新規報告者数(15年)で全国の感染者・患者の内訳は、日本人男性が約9割、感染原因は同性間性的接触が最多の約6割だった。福岡県も全国と同様の傾向だが、患者が3割程度の全国データに対して、福岡県の患者比率はほぼ半数で、発症してから報告されるケースが際立っている。

エイズ治療の九州ブロック拠点病院、国立病院機構九州医療センター(福岡市)のAIDS/HIV総合治療センターの山本政弘部長は「福岡での感染の広がりが九州全体に広がっている印象。患者の比率から、実際の感染者は報告よりもかなり多いはずだ」と指摘する。

山本部長は「感染、発症が分かっても、今は薬でウイルスの増殖を抑えられる。検査を受けて早期に発見・治療できれば、感染者自身の健康も維持でき、感染拡大のリスクも減らせる。心当たりがある人は早く検査に行ってほしい」と呼び掛けている。

=2017/09/19付 西日本新聞朝刊 より抜粋=

2017.09.22

梅毒の患者数 約20年で最も多いペース

9月12日 NHK Newsより抜粋

性感染症の「梅毒」について、ことし、全国の医療機関から報告された患者の数は、今月3日までに3700人余りと、この20年近くでこの時期としては最も多くなっていることがわかりました。専門の医師は「薬で治るので気になる症状があれば速やかに受診してほしい」と呼びかけています。

「梅毒」は細菌による感染症で、性的な接触などによって感染して発疹などの症状が出て、放置すると血管が破裂する原因になるほか、妊娠中の母親が感染すると子どもに重い障害がおきるおそれがあります。

国立感染症研究所によりますと、ことしに入って今月3日までに全国の医療機関から報告された梅毒の患者数は3728人に上ることがわかりました。

現在の方法で統計を取り始めた平成11年以降の19年間では、患者数が最も多かった去年の、この時期をおよそ850人上回り、最も多くなっています。都道府県別にみると、東京都が1185人と最も多く、次いで大阪府が497人、愛知県が208人などとなっています。

梅毒の年間の患者数は、昭和20年代には20万人が報告されていましたが、抗生物質の普及とともに減少傾向を示し、平成9年には500人程度になりましたが、6年ほど前から再び増加に転じています。

梅毒患者の推移

梅毒は、国内では昭和20年代に20万人を超える患者が報告され、症状が進行して死亡するケースも少なくありませんでした。

しかし、その後、抗生物質が普及して薬で治るようになると患者数は減少傾向になり、平成9年には年間に報告される患者数が500人を下回りました。

こうした状況は10年以上続きましたが、平成23年ころから再び増加に転じ、年間の患者の報告数は平成25年に1228人と1000人を超え、平成27年には2690人、去年は4559人と大幅に増えています。

ことしも、報告される患者数は増加傾向が続いていて、今月3日までに3728人と、去年の同じ時期を850人余り上回って、現在の方法で統計を取り始めた平成11年からの19年間ではこの時期としては最も多くなっています。


梅毒 症状など特徴は

梅毒は、主に性的な接触で感染する細菌性の感染症です。

梅毒は感染してから3週間から6週間、はっきりした症状が現れない潜伏期間があります。

その後、梅毒の原因となる菌が侵入したところに潰瘍ができたり、リンパ腺が腫れたりしますが、発熱や痛みがないのが特徴です。これらの初期症状は治療をしなくてもしばらくするとなくなってしまいます。

感染から3か月程度たつと、全身や手のひら、それに足の裏などに、赤い発疹がでるほか、発熱や体のだるさを感じるなどの症状が出ますが、これも時間がたつと、ほとんどのケースで症状がおさまってしまいます。

感染から2年から10年程度が経過すると体に大きな腫瘍ができたり、血管の大動脈が破裂したりするほか、神経がまひして体が思うように動かなくなるケースもあるということです。治療法がなかった戦前は死亡するケースも少なくありませんでしたが、今では抗生物質のペニシリンで治すことができるようになり、死亡する例はほぼなくなりました。

しかし、症状が出ていない時期でも、性的な接触でほかの人に感染させる可能性があり、不特定多数の人と性的な関係を持つことで感染を拡大させることが懸念されています。また、妊娠中の女性が感染するとおなかの中の胎児にも感染し、生まれた赤ちゃんに重い障害が残るケースもあります。

感染を防ぐためには不特定多数の人間と性的な接触をしないほか、感染していないか検査を受けることやコンドームを正しく使うなどして予防することが大切だとされています。

都道府県別の患者数

今月3日までに報告された梅毒の都道府県別の患者数は次のとおりです。

北海道73人、青森県51人、岩手県10人、宮城県40人、秋田県5人、

山形県7人、福島県36人、茨城県30人、栃木県43人、群馬県43人、

埼玉県139人、千葉県91人、東京都1185人、神奈川県207人、新

潟県14人、富山県10人、石川県16人、福井県14人、山梨県6人、長

野県19人、岐阜県47人、静岡県53人、愛知県208人、三重県40人

、滋賀県19人、京都府54人、大阪府497人、兵庫県128人、奈良県

19人、和歌山県13人、鳥取県6人、島根県0人、岡山県103人、広島

県88人、山口県14人、徳島県9人、香川県52人、愛媛県28人、高知

県12人、福岡県170人、佐賀県12人、長崎県8人、熊本県52人、大

分県10人、宮崎県8人、鹿児島県15人、沖縄県24人

2017.09.14

性行為感染症(STD) 性行為以外でうつることも

朝日新聞
2017年9月10日06時00分


性行為感染症(STD)は、性行為によって感染する病気の総称、いわゆる性病です。

ただし注意してほしいのは、「性行為でしかうつらない病気」という意味ではないことです。性行為に近い行為や、他人の唾液(だえき)やせき・くしゃみのしぶきなどが偶然、口や目に入ったりしても感染する可能性はあるのです。また、消毒処置が不十分なままでのピアスの穴あけや、刺青の刺入(しにゅう)でも感染があり得ます。

ですから、万が一STDにかかったとしても、必ずしも性行為のパートナーのせいとは言い切れません。性行為とは無関係に、知らないうちに自分がSTDになったかもしれませんし、同じようにSTDになったパートナーから性行為を通じてうつされた可能性もあるからです。

STDはたくさんあります。代表的な病気は、クラミジア感染、性器ヘルペス、梅毒、淋病(りんびょう)、細菌性膣症、B型肝炎、後天性免疫不全症候群(エイズ)などです。

このうち、現在の日本でとくに頻度が高いのは、クラミジア感染、性器ヘルペス、梅毒です。

免疫機能を破壊するエイズは怖い病気ですが、原因となるエイズウイルス(HIV)は、唾液(だえき)からは感染せず、避妊具なしの性行為か血液に接触しない限りうつるものではありません。

日本で最も流行しているSTDであるクラミジア感染症はとくに若い女性に多く見られます。女性の方が性器の構造上感染しやすいのです。

クラミジアは感染しても約8割が無症状です。たとえ症状が出たとしても軽く、1〜3週間の潜伏期の後、おりものの増加や下腹部の痛みなどが出る程度です。しかし、感染に気づかずにいる間にパートナーにうつしてしまったり、生殖器の感染症として重症化したりすることがあります。男性には、排尿時の痛みやうみが出るといった症状がみられます。

「性器ヘルペス」はヘルペスウイルス(況拭砲砲茲辰得犬犬泙后ヘルペスと言うと、唇やその周囲に水疱(すいほう)ができて痛がゆくなる「口唇ヘルペス」を経験した人がいると思いますが、それはヘルペスウイルス(儀拭砲原因です。口唇ヘルペスは疲れているときや体調の悪い時に出やすいですよね。

性器ヘルペスも似たようなもので、一般に無症状が多いのですが、疲れている時などに発症しやすくなります。男性の症状は2〜10日の潜伏期の後発症し、性器のかゆみや小さな水泡が生じます。それが破れると潰瘍(かいよう)となり、排尿時に痛みがあります。性器ヘルペスはオーラルセックスによっても感染し、口唇ヘルペスと同じく再発することもあります。

クラミジアもヘルペスも最近はオーラルセックスによる口腔(こうくう)・咽頭(いんとう)などへの感染が目立っています。口腔や咽頭粘膜は傷がつきやすいため、感染が容易なのです。とにかく重要なのは、不特定多数のパートナーを持たず、性行為時にはコンドームをつけることです。

2017.09.11

梅毒の勢い止まらず、年間5000人突破の恐れも

9/6(水) 13:13配信


2010年から増加し続けている性感染症の梅毒の勢いが止まらない。

国立感染症研究所の最新集計(8月29日発表)によると、2017年第1〜33週(1月2日〜8月20日)の報告数(感染者届出数)は3446人に上り、前年同時期(2016年第1〜33週)の報告数2674人より約3割増えた。



【図】梅毒感染者届出数の推移(2010年〜2017年第33週)


第1四半期(第1〜13週)と第2四半期(第14〜26週)、つまり、2017年の前半6カ月で2500人を優に超えており、このままのペースで感染者が増え続ければ、年間5000人を突破する恐れもある。男女ともに増えているが、特に女性の増加が顕著で、2016年の報告数は2010年の約11倍に増えた。


●感染者数は6年間で7倍以上に増加

日本の梅毒患者は、1950年頃までは年間20万人以上にも上った。しかし、その後、ペニシリンによる治療が普及したことにより激減し、1990年代に入ってからは年間1000人を下回っていた。

それが2010年を境に増加に転じた。
2016年の報告数は4557人と、2010年の7.3倍。
男女別ではそれぞれ6.4倍、11.2倍で、女性の増加率が目立つ。
ただし、常に報告数の7〜8割が男性であることも忘れてはならない。

都道府県別に見ると、東京都が圧倒的に多いが、その周辺県や大阪府、愛知県などからも多数報告されている。

女性感染者の大半が15〜35歳だ。梅毒にかかっている女性が妊娠すると、早産や死産、重い胎児異常をきたす恐れがある。また、男女を問わず、梅毒を放置しているとさまざまな臓器が冒され、命が脅かされる。

感染の可能性を疑ったらすぐに検査を受け、感染していたら早期に適切な治療を開始する必要がある。だが、何より大事なのは、感染しないよう一人ひとりが注意することだろう。


不特定多数との性行為の増加が原因か

梅毒急増の背景には、不特定多数との性行為の増加があるとみられている。梅毒は、性的な接触(感染者の粘膜や皮膚との接触)などによってうつる。具体的には、性器と性器、性器と肛門(アナルセックス)、性器と口(オーラルセックス)の接触などが原因となる。

梅毒は、2010〜2013年ごろは男性間の性行為で感染するケースが増加していたが、2014年以降は異性間の性行為による患者が増えている。特に女性では、大多数が異性との性行為による感染だ。

梅毒の病原体である梅毒トレポネーマの感染力は非常に強い。しかも、初期症状(陰部、口唇などのしこりなど)を見逃してしまうことが多い。このため、感染を自覚しないまま相手にうつしてしまい、蔓延の原因となる。特に、早期梅毒(第1〜2期=感染後約3年間)の患者は、相手にうつす可能性が高い(1回の性行為で感染させる確率は約30%とされる)ため、性行為を控える必要がある。最近は、このように感染力の高い早期梅毒の報告例が男女ともに多い。


●コンドームの適切な使用でリスク減少、ただし万能ではない

梅毒の感染を予防するには、何より不特定多数との性行為を避けることが大事だ。性感染症に感染しているかどうか明確ではない相手との性行為では、コンドームの使用が不可欠だ。梅毒のさらなる増加を警戒する厚生労働省も「コンドームの適切な使用によりリスクを減らすことができる」と強調している。ただし、梅毒は陰部や肛門、口腔以外の場所にも潰瘍などの病変が生じるため、コンドームだけでは完全に感染予防できないことにも留意しなければならない。



 コンドームの使用に際しては、以下のような点に注意を払おう。

・使用期限を過ぎていないものを使う

・装着前に穴が開いていないかどうかを確認する

・精液溜めに空気が入らないよう装着する

・射精後、ペニスを腟から抜く時にコンドームが腟内に残らないようにする

コンドームの使用期限は通常は5年とされ、それを過ぎると劣化して破損のリスクが高まるので注意したい。高温多湿の場所に放置するなど、保管状態が悪い場合は劣化も早まる。

こうした感染予防策は、エイズやクラミジア、淋菌感染症など、梅毒以外の性感染症を予防することにもつながる。エイズの原因ウイルスであるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)の感染者の約半数が梅毒に感染しているとの報告もある。自分とパートナー、さらに生まれてくる子どもを守るために、ぜひ感染予防に努めていただきたい。

(高橋義彦=医学ライター)

2017.09.06

「いきなりエイズ」なお3割=HIV感染・発症1448人−昨年厚労省

厚生労働省は30日、2016年に分かったエイズウイルス(HIV)感染者とエイズ患者が計1448人(確定値)だったと発表した。ほぼ横ばいで推移しているが、このうち患者は437人で、診断時に既に発症している「いきなりエイズ」は依然として3割に上った。


厚労省エイズ動向委員会は「早期治療だけでなく、感染拡大の予防につながるため、保健所などの匿名相談や検査を利用してほしい」と呼び掛けている。

感染経路は、同性間の性的接触が感染者で73%、患者で55%を占めた。世代別で感染者は20〜30代が多く、患者は50歳以上が3割に上った。保健所などでのHIV抗体検査は約11万8000件で、うち陽性は421件だった。

2017/08/30 時事通信

2017.08.31

スマートフォンサイトオープンのお知らせ

いつも新宿クリニックのホームページをご利用頂き、誠にありがとうございます。

予防会の各クリニックのスマートフォンサイトがついにオープン致しました。

スマートフォンで予防会の各クリニックホームページをご覧頂きますと、自動でスマートフォンサイトが表示され、閲覧しやすくなりました。

今後も医療法人社団予防会はお客様へより一層のサービス向上に取り組んでまいりますので、今後ともご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

2017.08.29

過去の性病と侮るな 梅毒、20代女性患者が急増中 国内患者数6年間で7倍超

産経ニュース
2017.8.28

性感染症の梅毒の流行が近年、勢いを増している。とりわけ、20代の女性患者が急増中であることが気がかりだ。

流行の拡大を抑えるためには、社会がこの現状を知ることが必要だ。

医療機関には、分かりやすい情報提供に力を入れてもらいたい。予防知識の普及と併せて、受診と早期治療への流れを形成していくことが急がれる。

梅毒は、細菌のスピロヘータの一種であるトレポネーマ・パリダムによって起きる。

抗生物質・ペニシリンによる治療が始まった1940年代以降、感染者は世界的に減少していたが、今世紀に入って増加傾向が見られるようになっていた。

厚生労働省によると、日本では2011年ごろから増え始め、昨年の国内患者数は4500人に達した。10年には620人だったので、6年間で7倍以上という大幅増である。

そして、拡大ペースの加速ぶりが憂慮される事態となっている。一昨年の患者数は2700人だったので昨年はその1・7倍だ。1年間でほぼ2倍増である。

都道府県別の患者数は、東京が突出して多く、大阪、愛知、神奈川などがそれに続く。

患者の年齢層は、男性では20〜40代が多いのに対し、女性は20代が突出している。女性の場合は、出産年齢層と重なっていることが深刻な問題だ。妊娠中だと胎児も感染し、死産や奇形につながることがある。

日本産科婦人科学会の調査では11〜15年の間に、21人の先天梅毒の赤ちゃんが生まれ、うち5人が死亡、4人に後遺症という実態が把握された。

感染の可能性がある性的体験をした場合には、医療機関で診断を受けるべきだ。

梅毒の初期症状は感染後、3週間と数カ月後に表れる。しかし、痛みがなかったり、アレルギー症状などと似ていたりするので、無自覚のままパートナーへの感染の可能性が持続する。本格的な病変が皮膚や脳などに出現するのは数年後だ。

梅毒は早期の抗菌薬内服で治療できるが、感染の予防を第一に心がけたい。免疫ができないので何度でもかかる。把握されていない感染者も少なくないはずだ。流行は統計を上回る。梅毒を過去の性病と侮ってはならない。

2017.08.28

広がる梅毒、母子感染も 昨年の報告数 42年ぶりに4000人突破

2017年8月8日 東京新聞


性感染症の梅毒患者の増加が止まらない。国立感染症研究所(感染研)の昨年1年間の報告数は4518人と、2011年の827人から急増。特に20代の女性の感染が目立ち、妊娠時期と重なって妊婦から赤ちゃんに母子感染する「先天梅毒」の報告も増えている。赤ちゃんが死亡したり後遺症が出たりした例も報告されており、産婦人科医らが危機感を強めている。 (細川暁子)

 梅毒は性行為やキスなど粘膜同士の接触により、「梅毒トレポネーマ」という細菌が体内に入ることで感染する。男女間、同性間、いずれの性的接触でも、男女ともに感染の恐れがある。予防にはコンドームの利用が有効だ。

 感染から二〜四週間ほどで性器や唇にしこりができるが、数ミリ〜数センチ程度で痛みがなく、一カ月ほどで消えるため見逃しやすい。四〜八週間後には手のひらや足の裏など、体全体に赤い発疹が出て、発熱やだるさを訴える人もいる。抗生物質を服用すれば治癒するが、免疫はつかず何度でも感染。治療を受けないと、神経が侵され手足のまひなど後遺症が出ることもある。

 感染研によると、昨年一年の感染者は四千五百十八人で、一九七四年から四十二年ぶりに四千人を超えた。六〇年代には一万人を超えていたが、その後は減少し二〇一〇年の患者数は六百二十一人だった。ところが一一年の八百二十七人から増加傾向に転じ、一四年が千六百六十一人、一五年が二千六百九十人と爆発的に増えている。

 患者が増えている背景はよく分かっていないが、愛知医科大感染症科の三鴨広繁教授は、患者らの証言から、性風俗店を利用する外国人客が増加し、感染を広げている可能性を指摘。発疹をじんましんと誤診された患者もいて、「医師の見逃しも感染を広げているのではないか」と推測する。

 昨年の感染者のうち約七割は男性で、年齢は二十〜四十代と幅広い。約三割の女性患者は半数が二十代。一一年ごろは男性同士の性行為による感染が多かったが、一三年以降は男女間での感染が目立っている。

 怖いのが、妊娠時期と感染が重なり、妊婦から胎内の赤ちゃんに菌がうつる「先天梅毒」だ。梅毒は胎盤を通じて母子感染する「トーチ症候群」のひとつで、赤ちゃんに障害が出たり死亡したりすることがある。一三年は四例だった先天梅毒の報告は一四年に十例、一五年に十三例、一六年に十四例と増加傾向にある。

 産婦人科医らも危機感を強めている。日本産科婦人科学会は昨年、全国の病院六百二十八施設を調査。二百五十七施設から回答があり、一一〜一五年の五年間に感染した百五十二人の妊婦を調べたところ、うち二十一人の赤ちゃんが先天梅毒になっていたことが分かった。赤ちゃんの五人は死亡、四人に後遺症が出たという。

 梅毒の血液検査は妊婦の定期健診に含まれており、早期に抗生物質を投与すれば赤ちゃんへの感染を防げる可能性がある。だが百五十二人の妊婦のうち、四分の一は健診を受けていなかった。調査に関わった日本大産婦人科学系の川名敬教授は、「経済的な理由や望まない妊娠などで妊婦健診を受けず、梅毒の感染に気付かなかった妊婦が多いのではないか」と推測。「梅毒患者の裾野が増えて、妊婦や赤ちゃんまで感染に巻き込まれている」と危惧する。

 感染をこれ以上広げないために重要なのは、患者がいち早く治療を受けることだ。梅毒の検査や治療は、男性は泌尿器科や皮膚科、女性は婦人科などで受けることができる。感染研の大西真・細菌第一部長は「不特定多数との性行為や風俗店の利用など、リスクの高い行動を取ったことのある人は、検査を受けてほしい」と話す。

2017.08.14

7/29(土)診療時間変更のお知らせ

7/29(土)の午後の診療時間は16:00までとなります。
ご迷惑をお掛けしますがご了承の程、宜しくお願い致します。

2017.07.20

ダイヤモンドオンラインの記事について

ダイヤモンドオンラインで 7/15 に新宿セントラルクリニックの記事が掲載されま

したが当院の『新宿クリニック』と誤解されるような記載がありましたのでダイヤモ

ンド社に記事の訂正をお願いしておりました。

7/18(火)に記事の訂正と謝罪がありました。

ダイヤモンド社より
http://diamond.jp/articles/-/135387?page=3

【お詫びと訂正】
本記事初出時、1ページ目の1段落目、「新宿クリニックの院長が逮捕される」とあり

ましたが、「新宿セントラルクリニック院長が逮捕される」の、また2ページ目6段落

目の「新宿クリニック」は「新宿セントラルクリニック」の間違いでした。お詫びし

て訂正します。(2017年7月18日)


記事を閲覧された方には、ご心配をお掛け致しました。

当クリニックと7/15に掲載された記事や新宿セントラルクリニックとは一切関係あり

ませんのでご安心してご来院下さい。

2017.07.18

【お詫び】検査結果閲覧システムアクセス不具合について

日頃より当サイトをご利用いただき誠にありがとうございます。
アクセス障害に伴うサーバーの緊急メンテナンスのため、サービスを一時ご利用いただくことができませんでした。

7月18日(火)12時20分頃 復旧致しました。

ご利用の皆様に大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

今後このようなことのないよう再発防止につとめてまいりますので、今後ともご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。

2017.07.18

ダイヤモンドオンラインの記事について

ダイヤモンドオンラインより 7/15 アップされた新宿セントラルクリニックの記事に『新宿クリニック』と誤った記載がありましたのでダイヤモンド社に訂正依頼を行っています。

現在、当院の『新宿クリニック』が記事に誤って記載されていますが医療法人社団予防会新宿クリニックとは一切関係は御座いません。

また、当院の『新宿クリニック』、『新宿サテライトクリニック』と新宿セントラルクリニックは名称が似ておりますがこちらも一切関係は御座いません。

お間違いなさいませんようお願い申し上げます。

2017.07.15

NHKで梅毒の報道がありましたので抜粋して御案内します。

”私、梅毒になりました”

NHK NEWS WEB 6月27日 14時27分 掲載から抜粋
ある国立大学の最寄り駅。待っていたのは、肩までの黒い髪に、紺色のスカートをはいたごく普通の女子大生でした。前日、NHKに「私は、梅毒になりました」というメールが届きました。「このままでは感染の広がりが止まらない。危険を知らせてほしい」彼女が思いつめたのは、自分が感染を広げてしまったかもしれないという後悔からでした。(ネットワーク報道部 岡田真理紗記者)

学費と生活費

女性が通っている国立大学は首都圏にある有名大学。大学に合格した時、親に迷惑はかけたくないと、学費と生活費は働きながら自分で払うと約束しました。学費は年間50万円ほど。奨学金は返済できるか自信がなかったので諦め、代わりにいろいろなアルバイトをしました。

しかし2年前、大学の学費を払い終えた後、家賃の支払いができなくなりました。足を運んだのは風俗店の面接でした。面接に行くと、1時間ほど説明を受けて、「もうお客さんがついたから」と言われました。店ではお客が払った料金のおよそ半額が女性の取り分。1日働いて数万円を手にし、家賃を払うことができました。


梅毒に感染 まさか自分が

それから2年間、複数のお店で働きました。どの店も「女性は全員、性病の検査していて安心」が宣伝文句でした。しかし実際は、検査結果の提出を求められたことは一度もなかったといいます。女性は去年の秋ごろから大学と仕事で精いっぱいで、検査に行っていませんでした。

すると、ことしに入って首にニキビのような発疹が現れ、腹部にも広がりました。慌てて検査に行くと「梅毒:陽性」でした。交際している男性はなく、お店で感染したとしか考えられませんでした。

「言葉にならないほどショックでした。梅毒の流行は知っていたけど、感染するとは思っていませんでした」と女性は言いました。「お客さんへの感染が心配」と店に伝えましたが、口止めされたといいます。「何も知らない、お客さんの奥さんや恋人に感染させてしまったかもしれない」と、いたたまれなくなりました。私は女性の話を聞き、風俗で働く人たちが情報交換をするインターネットの掲示板を見てみました。


“守ってくれない”

掲示板には、梅毒になったという人の投稿がいくつも出てきました。

「大々的にニュースで取り上げ、検査を義務化してほしい」「自分が治っても、お客さんに危機意識がなかったら意味がない」

風俗産業で働く人と支援者が、啓発活動や情報共有を行う団体「SWASH」の代表の要友紀子さんは、働く人を守る仕組みが必要だと指摘します。

「日本では、オーラルセックスなどの接客時にコンドームをつけない店がほとんど。働く人もお客さんも病気の危険にさらされています」

「風俗サービスの法律上の位置づけがグレーで例えば梅毒となっても働く人を誰も守ってくれない。やめさせることだけが解決策とされてしまいます。そうではなく求められているのは感染を防ぐ支援や対策です」

国立感染症研究所の調査では、10年前は718件だった梅毒の感染報告は、去年は4557件。爆発的に増加しています。特に20代前半の若い女性の増加が目立ちます。さらに取材を進めると、いまや感染の危険は風俗で働く人だけにとどまりませんでした。


彼氏としか、していなくても

東京のレディースクリニックの医師に話を聞くと、梅毒に感染する若い女性が急増したのはここ3年ほどだといいます。

「医師になって20年、梅毒は知識としては知っていましたが、患者を直接診察したことはありませんでした。それが、今では梅毒に感染した子が見つかるのは日常茶飯事です」

クリニックで梅毒への感染が確認されたのはこれまでおよそ150人。風俗で働いている女性とそうではない女性の割合は“50対50くらい“といいます。

「彼氏としか性交渉していないのに感染した女性もいます。感染者の半数以上が24歳以下と若い人たちです」


見過ごされる感染 “消える”梅毒

その梅毒。感染を引き起こすのは梅毒トレポネーマという菌。粘膜同士の接触で感染するため、セックスだけでなく、キスでも感染します。怖いのは梅毒の症状は、出ても消えてしまったり、まったく出なかったりすることです。

感染してまもない1期は、性器や肛門、口に3ミリから3センチ大のしこりができます。ところが痛みはなく、実はおよそ1か月ほどで自然に“消える“のです。ここで「しこりが消えた=病気が治った」と勘違いされるそうです。

2期は、手のひらや足の裏など、体全体に赤い発疹が出ます。これもかゆみや痛みはなく、放置すると“消える”のです。そして感染後、3年程度となる3期は全身に炎症が発生。4期は脳や心臓に菌が入り、死に至ることがあります。

痛みがなく、出ても症状が自然に消えてしまうこと。さらには、無症状の人も3割程度いること。これが感染が見過ごされ、ほかの人に広げてしまう大きな原因です。

さらに、梅毒は一度感染して抗体ができても、再び感染し進行します。釘島医師は「梅毒の診察経験がある医師が少ないため、違う病気と勘違いされ適切に治療されないケースも多い。診断するには、血液検査をするしかない。感染が拡大してまだ3年くらい。いまは3期まで進む患者はまれですが、症状が進行した状態で発覚するケースも今後は出てくるのではないか」と危機感を抱いています。

そしてもう一つ心配なことがありました。母子感染です。


母子にも感染 流産も死産も

匿名・無料で月2回、保健所で梅毒など性病の検査をしている新宿区。新宿区保健所の神楽岡澄係長は「妊娠適齢期の女性で梅毒が広がっている」と強く懸念しています。妊娠中に感染すると、流産や死産の原因となるほか、赤ちゃんに先天性の障害が出るおそれがあるからです。

母子感染による先天梅毒の報告数は、平成25年は4例で、平成26年は10例、平成27年は13例、去年は14例。「自分は配偶者や恋人としか性交渉がないとしても、その相手の以前の性交渉の相手が感染しているかどうかまではわかりませんよね。もっとさかのぼれば例えば元カノの元彼の感染の有無もわかりません。少しでも不安があれば、パートナーと一緒に検査を受けることをすすめます」(神楽岡係長)


消えない後悔

メールをくれた女子大生は、1か月にわたって薬を飲み続け、症状はおさまってきたといいます。

「私は誰かから感染させられた被害者かもしれないけれど、同時に自分も感染させた加害者かもしれません。私は直接”検査して”と言えませんでしたが、みんなに検査を受けてほしい」彼女は後悔の思いを込めてそう話していました。

2017.06.28

今年の梅毒患者が2000人超、過去最悪ペースで感染拡大

TBS NEWS 6月13日

 性感染症の「梅毒」の患者の数が今年に入ってからすでに2000人を超え、1999年以降、最も速いペースで感染が広がっていることがわかりました。

 「梅毒」は、「梅毒トレポネーマ」という細菌に主に性的接触によって感染し、「しこり」や「ただれ」などの症状が出るほか、妊婦の場合、流産や死産のおそれがあります。


 国立感染症研究所によりますと、今月4日までに報告された今年はじめからの患者の数は2096人にのぼり、いまの届出方式になった1999年以降で最多だった、去年の同じ時期と比べても1.3倍と、過去最も速いペースで患者が増えています。


 都道府県別では東京が684人と最も多く、次いで大阪が271人、神奈川が123人でした。


 梅毒は2012年以降、患者数が5倍に急増していて、厚労省は「コンドームを適切に使用して、症状が出たら早期に治療してほしい」と呼びかけています。

2017.06.14

梅毒の届け出数、「多くの地域で増加」
感染研、昨年同時期と比較

国立感染症研究所は23日、梅毒の届け出数などの分析結果を公表した。東京都は昨年の同時期より届け出数が減少した一方、多くの地域では増加していたと指摘。「報告数は依然として多い状態が継続している」として、早期発見・治療の重要性を挙げている。

 同研究所は、1月2日から4月2日までに梅毒と診断され、届け出のあった1105例(昨年同時期は933例)を調べた。都道府県別の分析では、昨年同時期と比べ、東京は減っていたが、千葉、神奈川、大阪、福岡などは増えていた。

 男女・年齢別の特徴については、「男性は幅広い年齢層から報告されていたが、女性は20代に多かった」と指摘。病型に関しては、感染力の高い「早期顕症梅毒」が男女共に多かったが、女性の異性間、男性の同性間は、症状の出ない「無症候」も多かった。

 梅毒は性行為時の接触感染が主流で、感染すると2−3週間後からリンパ節炎や皮膚症状が現れる。早期に発見して治療を行えば完治するが、治療しないと症状が段階的に進行し、皮膚や筋肉、骨などにゴムのような腫瘍(ゴム腫)が生じるほか、中枢神経が侵されて死に至ることもある。妊娠している人が梅毒に感染した場合、流産や死産の原因になるほか、胎盤を通じて胎児が先天梅毒になる恐れもある。

(2017年5月23日 CBnews)

2017.06.06

梅毒早くも1000例に

全国の梅毒患者の報告数が、今年初めから3月20〜26日(第12週)までで1013例と早くも千例を突破したことが、国立感染症研究所のまとめで分かった。

1974年以来の4千例超えとなった昨年でも、同週までの報告数は796例。今年はそれを200例余り上回るハイペースとなっている。

梅毒は60年代に報告数1万人を超えた時期があったが、その後減少。近年の急増では、若い女性の感染が増えたことは分かっているが、背景や原因は明らかでない。厚生労働省は研究班を設けて原因究明を進めるとともに、心配がある場合はパートナーと一緒に早めに検査を受けるよう勧めている。

2017年4月25日 (火)配信共同通信社

2017.04.26

急増する梅毒感染者、過去最速ペース 把握しておきたいHIV感染との関係

国立感染症研究所からの報告によると、3月26日までに国内の梅毒の感染者数は1,031人に達し、1999年以降で過去最速ペースとなっている。梅毒は性病の一種で、その疫学的な歴史は長い。世界に広まった梅毒がペニシリン治療の成功で患者数を激減させたのが1943年というから、その古さが理解できる。過去、何度かの流行があり、近年の日本の例では1987年が報告数2,928人でピークを迎えた。以後、年間500〜900人で推移してきたが、2013年には1,200人を超え、以後増え続けている。梅毒は治療をすれば完治するが、性病が流行る背景にはその他の病気のリスクもつきまとう。性のリスクに関する現況をみていきたい。

◆増加の原因は不明
 厚生労働省が発表している「性感染症報告数」によると、淋菌感染症の感染者数は平成18年が12,468人で平成28年が8,298人、性器クラミジア感染症は平成18年が32,112人で平成28年が24,396人とそれぞれ10年間で減少しているのに対し、梅毒は18年の637人から28年には4,559人となり7倍を記録した。そして今年は、3月26日の時点ですでに1,031人に達しており、前年同期の796人を上回っている。通年で昨年の記録を更新してしまう可能性が高くなっているのだ。

 共同通信社が今年1月、関係機関への取材でまとめた記事によると、若年層の性行動の変化、風俗業の業態変化、蔓延国からの観光客の増加などが原因の可能性として挙げられるが、どれも根拠を示せるものではないとしている。事実として若い女性の感染者の増加や、繁華街がある東京都新宿区の2015年の届け出件数が都内の4割、全国の2割を占めたことを伝えている。厚生労働省からも原因は究明中としか公表されていない。

 鳴りを潜めていただけに、若い世代では関心の低さから初期症状を見逃し、感染を広げている可能性もありえるだろう。病期は1〜4期に分けられ、1期は性器や口などにできものやただれが生じるが、これは3週間程度で消失してしまう。4期にまで進むと脳や心臓に大きなダメージを起こし死に至ることもある。性行為のみならずキスやオーラルセックスでも感染するため、リスクが低いと思った行動での感染が起きていることもありうる。

◆米国でも増加
 アメリカ疾病予防管理センターによると、アメリカ本国の梅毒感染者数は、2011年が46,040人、それが2015年は74,702人で1.6倍に拡大した。

 ロードアイランド州の保健省は、全米の縮図として指標を得やすい同州における2012年から2013年にかけての梅毒患者が79%増加したという発表とともとに、SNSによる出会いや性的遊戯の相手を探す行為が、その背景にある可能性を伝えている。

◆日本のHIV患者の現状
 海外のメディアでは、性病・性感染症(STD)とHIV/AIDSの罹患率やそのリスクが一緒に報じられることが多い。日本ではそれぞれ別に扱われているように見受けられるが、HIV/AIDSも異性間での性交渉による感染者が増えている現状では、その2次感染、3次感染は他の性病が広がるのと同じ状況でリスクが高まると見るべきだろう。日本では研究機関で双方の関連性が研究されているようだが、一般に広く警鐘を鳴らしているようには見えない。一方、アメリカ疾病予防管理センターは、梅毒などのSTDに感染している人は多くの場合同時にHIVに感染している、もしくは将来感染する可能性が高いと述べ、性病で傷ついた皮膚がHIV感染リスクを高めるとも注意を呼び掛けている。梅毒患者への差別とならないような配慮は重要だが、リスクはリスクとして認識できるような一般への伝え方を日本でも考える必要があるのではないだろうか。

 その日本のHIV/AIDSの感染者数だが、厚生労働科学研究エイズ対策研究事業で公表している「AIDS/STI データベース」を見ると、他の先進国では減少している国もある一方で、日本はHIV/AIDS患者数が増加してきたようすがうかがえる。梅毒が拡大する何らかの環境があるとすれば、2017年以降、HIV/AIDSの感染者数に何かしらの影響があるかもしれない。

NewSphere 2017年4月19日

2017.04.21

梅毒感染者が急増!最速1000人超え 20代女性患者が目立つも「原因は不明」

国立感染症研究所は4日、今年の梅毒の感染者が3月26日までに1013人(速報値)となったと発表した。42年ぶりに感染者が4千人を超えた昨年同時期(796人)を上回るペースで、現行の統計方法になった平成11年以降、最も速い。厚生労働省は体の不調があったら早めに受診するよう呼びかけている。

感染研によると、感染者は東京323人、大阪147人、神奈川61人、福岡55人、愛知45人、埼玉39人、兵庫37人−など都市部に多い。鳥取、島根、徳島では感染報告がない。

梅毒の感染者は戦後間もない時期には年間20万人を超えたが、抗菌剤治療が普及して激減。22年は621人にまで減ったが、昨年は昭和49年以来となる4千人を超え4559人(男性3174人、女性1385人)と激増した。

特に20代前半の女性での感染増加が目立つ。

■原因不明の感染拡大

急増する梅毒の感染者を減らそうと、厚生労働省は人気アニメ「セーラームーン」を起用したポスターを作成するなど啓発に力を入れる。ただ、なぜ患者が増加しているかが分かっていないため、適切な感染防止策を打ち出すのは難しい。国は研究班を立ち上げ、原因究明を進めている。

梅毒は梅毒トレポネーマという細菌が皮膚や粘膜から入り込むことで起きる感染症で、主に性行為によって感染する。感染すると皮膚や性器にしこりができ、その後、赤い発疹が出る。発熱や倦怠(けんたい)感などの症状が出ることもあるが、数週間で消えることもあり、患者だけでなく医師も梅毒と気づかないことがある。

しかし、治療しないと脳や心臓に重い合併症を起こすこともあるほか、周りに感染を広げる恐れもある。

性感染症に詳しい日本家族計画協会の北村邦夫理事長は「梅毒を疑って検査しないと見逃してしまう。実際の感染者数はもっと多い可能性もある」と指摘する。

北村理事長は「口の中の粘膜などからも感染するため、避妊具だけでは感染を防げない」と指摘。決められた期間、薬を飲み続ける必要があり、治っても再度、感染することもある。

さらに、ここ数年の傾向として厚労省が挙げるのが若い女性への感染拡大だ。厚労省結核感染症課は「20代前半の女性が増えている。妊婦が感染すると流産や胎児に感染する恐れがあるため注意が必要だ」として、気になる症状があれば早期の受診を勧めている。

zakzak by 夕刊フジ 2017.04.05

2017.04.07

梅毒患者1000人超、過去最速で感染拡大

性感染症の「梅毒」の患者の数が今年に入ってからすでに1000人を超え、1999年以降、最も速いペースで感染が広がっていることがわかりました。

「梅毒」は「梅毒トレポネーマ」という細菌に主に性的接触によって感染し、「しこり」や「ただれ」などの症状が出るほか、妊婦の場合、流産や死産のおそれがあります。

国立感染症研究所によりますと、先月26日までに報告された今年はじめからの患者の数は1013人にのぼり、いまの届出方式になった1999年以降で最多だった去年の同じ時期の1.3倍と、過去最も速いペースで患者が増えています。都道府県別では東京が323人と最も多く、次いで、大阪が147人、神奈川が61人でした。

梅毒は2012年以降、患者数が5倍に急増していて、厚労省は「コンドームを適切に使用して、症状が出たら早期に治療してほしい」と呼びかけています。(04日13:06)

TBS系(JNN) 4/4(火) 13:31配信

2017.04.04

HIV感染に気付いてない人 推計5800人

HIV感染に気付いてない人 推計5800人
HIV=ヒト免疫不全ウイルスに感染しながら、気付いていない人が、去年末の時点でおよそ5800人に上るという初めての推計を、厚生労働省の研究班がまとめました。厚生労働省は、感染の拡大が進むおそれがあるとして、検査体制を強化する方針です。

厚生労働省によりますと、保健所や医療機関などでHIVの感染が確認された日本人は、去年までにおよそ2万2971人に上っています。

これに対し研究班は、感染の広がり方や過去のデータなどを詳しく分析して、実際に感染している日本人は、去年末の時点でおよそ2万8300人に上るという初めての推計をまとめました。

このうち、5人に1人に当たるおよそ5800人は、検査を受けていないために、感染に気付いていないと見られるということです。

研究代表者で、北海道大学大学院医学研究科の西浦博教授は、「感染に気付いていない人は、予防をせずに性行為などをしてしまうため、他人を感染させてしまうリスクが高い。早急に対策をとらないと、感染の拡大が進むおそれがある」と指摘しています。

厚生労働省は、検査体制を強化するとともに、感染に心当たりがある場合は定期的に検査を受けるよう呼びかけています。

症状出て初めて感染がわかる
HIVは、性行為によって感染するケースがほとんどです。
厚生労働省によりますと、去年末までのおよそ1年間に感染が確認された人のうち、同性間の性行為による感染が67%を占めた一方、異性間の性行為による感染も20%に上りました。

HIVに感染してからエイズ=後天性免疫不全症候群を発症するまでは数年から10年ほどの潜伏期間があり、自覚症状がほとんどないため、その間に感染が広がるおそれがあると指摘されています。

7年前にエイズを発症して、初めて感染がわかった東海地方の男性は、「不特定多数と性行為をするようなことはなかったが、仕事も忙しく、定期的には検査に行っていなかった。その後、何をしても疲労感を感じるようになり、次第に立っているのも精いっぱいになった。治療が遅れたら死んでいたかもしれないし、感染に気付かない間にほかの人を感染させてしまったかもしれないと考えると、ショックだ」と話しています。
感染と治療の現状は
エイズ治療の拠点となっている、東京の国立国際医療研究センター病院の照屋勝治医師によりますと、エイズを発症すると、重い肺炎などになり、治療が遅れると死亡することもある一方、発症前であれば、ウイルスの増殖を抑える薬を毎日服用することで、ほとんどの患者は健康な人と変わらない生活を送ることができます。
照屋医師は「HIVは、同性愛者に限らず、性行為を通じて誰にでも感染するおそれがあるうえ、最近は感染のリスクを高める梅毒が流行しているため、これまでよりも感染が広がるおそれもある。避妊具を使わずに不特定多数と性行為をした経験がある人など、少しでも心当たりがあれば、定期的に検査を受けてほしい」と指摘しています。
HIV検査の現状は
保健所などでの検査は減少傾向が続き、去年は11万7800件と、ピークだった10年前より6万件ほど減っています。
検査が普及しない背景には、対面での検査に心理的な抵抗を感じる人が多いことに加え、検査できる日と時間が限られるため、利用しにくいという指摘もあります。

こうした中、検査キットを購入し、検体を民間の検査機関に送る「郵送検査」の利用が広がり、厚生労働省の研究班によりますと、おととし1年間の検査件数はおよそ8万6000件に上っています。
しかし、利用者が自分で採血することなどから、保健所などでの検査に比べると精度が高いとは言えないうえ、陽性と診断された患者を確実に医療機関につなげる仕組みがないことが課題となっており、厚生労働省は今後、民間の検査機関向けの指針を作るなどして、検査体制の整備を進めることにしています。

NHK NEWS WEB H29,3,30

2017.03.30

新宿セントラルクリニックの報道について

薬代詐取容疑  医師を逮捕…性病と虚偽診断 警視庁

性感染症にかかったと虚偽の診断をし、治療薬の代金を患者から詐取したとして、警視庁捜査2課は17日、東京都新宿区の診療所「新宿セントラルクリニック」院長、林道也容疑者(69)を詐欺容疑で逮捕したとの報道が御座いました。

当院と名称が似ておりますが、『新宿クリニック』、『新宿サテライトクリニック』と名称が似ておりますが、新宿セントラルクリニックとは一切の関係は御座いません。
お間違いなさいませんようお願い申し上げます。

2017.01.18

新宿セントラルクリニックの報道について

新宿区内の医療施設「新宿セントラルクリニック」が、
患者へ性感染症だったとする虚偽の診断結果を示し、不要な投薬を繰り返して薬代をだまし取ったとして、
警視庁捜査2課が詐欺容疑で、「新宿セントラルクリニック」院長の強制捜査に近く乗り出す方針を
固めたとの報道が御座いました。


当院と名称が似ておりますが、新宿セントラルクリニックと当院とは一切の関係は御座いません。
お間違いなさいませんようお願い申し上げます。

2017.01.17

梅毒感染、42年ぶり4千人超 20代女性で急増

国立感染症研究所は13日、昨年1年間の国内の梅毒感染者数が4518人(速報値)に上ったと発表した。4千人を超えたのは1974年以来、42年ぶり。大西真・細菌第一部長は「不特定多数との性行為などリスクの高い行動を取った人は、検査を受けてほしい」と呼びかけている。

 梅毒は主に性行為で広がる細菌性の感染症で、性器や唇にしこり、ただれが起き、進行すると全身に赤い発疹ができる。感染者は戦後まもない時期は年10万人を超えていたが、治療薬の普及などで減少。2012年までの20年間は1千人未満と落ち着いていたが、13年以降、急増している。

 昨年の患者を都道府県別でみると、東京1661人、大阪583人、神奈川284人、愛知255人、埼玉190人、兵庫181人、千葉139人、北海道117人、福岡107人などと都市部で多い。

 全体の約7割を占める男性は各年齢層から偏り少なく報告されているが、女性は20代が女性全体の5割超を占め、感染増加が目立つ。男性の同性間の性的接触による感染だけでなく、近年は異性間での感染も広がり、患者増加に拍車がかかっているとみられるが、原因ははっきりしない。妊婦が感染していると死産・流産のほか、胎盤を通して赤ちゃんが感染し障害や病気を持つ危険がある。



朝日新聞 1月13日

2017.01.13

梅毒患者4千人超、5年で5倍に…増加要因不明

性感染症の梅毒と診断された患者数が、昨年は4000人を超え、約40年前と同
水準となったことが国立感染症研究所のまとめでわかった。

 2011年と比べ5倍に増えた。妊婦を通じ胎児が感染すると死産などを起こす恐
れがあり、専門家は注意を呼びかけている。

 感染研によると、昨年11月27日までの患者数は4077人で1974年の41
65人に迫った。年間の集計では同年を上回る見込み。男性が2848人、女性が1
229人で、女性は20歳代が半数を占めた。

 梅毒は、戦後間もない1940年代後半に患者が20万人を超えていたが、抗菌薬
治療の普及で激減。再流行した67年の約1万2000人をピークに減少を続け、一
時は500人を切った。しかし、2011年以降、再び増加。感染研は「増加のはっ
きりした要因は分からない」としている。


読売新聞1月7日(土)

2017.01.10

HIV感染症・エイズ予防への募金ありがとうございました。

皆様からお預かりいたしました募金は12月1日の世界AIDSデーに合わせ、11月30日に「公益財団法人 エイズ予防財団」へ寄付させていただきました。

寄付金額合計: 62,486円

内訳
新宿クリニック        : 29,566円
新宿サテライトクリニック  : 5,008円
川崎クリニック        : 9,747円
横浜クリニック        : 15,165円
福岡クリニック        : 3,000円


たくさんの方々に募金をしていただきスタッフ一同、深く感謝いたしております。

2016.12.09

私たちが「エイズ」から学んだこと
−apital コラム 感染症は国境を越えて−

12月1日は世界エイズデーでした。その前後はエイズウィークと呼ばれ、これに合わせて各地でエイズ関連イベントが開催されています。

 

 ここで、ちょっと復習です。

 

 エイズとは、後天性免疫不全症候群(Acquired Immune Deficiency Syndrome)の頭文字をとったもので、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染して、数年間を経て発症する致死的の疾患です。ただし、いまは治療薬が開発されており、ウイルスの増殖を抑え込むことができるようになりました。現時点で根治させる(ウイルスを排除する)ことは不可能ですが、感染していても長期にわたって生存することが可能となっています。

 

 HIV感染症の存在が認知されたのは約30年前にすぎません。しかし、ヒトへの感染を繰り返すようになり、ヒトの免疫による相互作用によって、現在、多様なウイルス株が流行する状況になっています。そして、落ち着くことなく変異と選択が繰り返されており、将来的にHIVが徐々に弱毒化していくのか、あるいは強毒化していくのかが注目されているところです。

 

 現在、世界では、毎年あらたに200万人以上がHIVに感染し、150万人以上がエイズを含む関連する疾患で死亡しているものと考えられています。そして、HIV感染者数は3,500万人を超えて増加の一途であり、とくに、その約7割を占めるアフリカ地域での感染拡大は深刻な状況です。

 

 日本国内における感染者数も年々増加しています。エイズ動向委員会の報告によると、2014年の1年間に届け出られた新規報告件数は1,434件で、これまでの累積報告数は25,995件となっています。とくに、新たに感染が判明した人のうち3割もがエイズ発症までHIV感染に気付けなかった人だったことから、日本では早期発見ができておらず、これらの報告数は氷山の一角にすぎないと考えられています。

 

 世界でも、日本でも、まだまだエイズのために私たちが取り組まなければならないことは沢山あります。治療薬が開発されたとはいえ、完治はできませんし、それどころか薬剤耐性の問題が深刻になりはじめています。

 

 ただ一方で、エイズの負の側面ばかりでなく、私たちが、エイズからもらたされたものにも目を向けておきたいと思います。人類社会は、ほんとにエイズから多くのことを学んだのです(とても傷つきもしたんですが・・・)。

 

 たとえば、私たち医療者にとって、スタンダード・プリコーション(標準予防策)という重要な概念がありますが、これはもともとエイズパニックの時に「すべての患者がHIVに感染していたとしても、安全に医療を継続するための感染対策」(ユニバーサル・プリコーション)として米国で普及したのがきっかけでした。おかげで私たち医療者は、患者さんに対して疑心暗鬼になったり、見た目で患者さんを選別したりすることなく、公平に医療を続けることができるようになりました。

 

 しかし、エイズが私たち社会にもたらした功績は、もっともっと大きなものです。

 

 これだけ現実的な、そして「いのちの尊厳」に直結した性教育が普及したのはエイズのおかげですし、人権や差別についても大切な学びの場を提供してくれました。偏見とは何かについて、それをどう克服すべきかについて、エイズによって私たちは強烈に考えることになりました。それは、「いつ自分が感染者になるか分からない」という、他の差別問題とはちょっと違った当事者性を内包していたからかもしれません。そして、私たちがエイズへの偏見を考えはじめることは、地域社会の習慣や規範、性行動様式について再認識することにもなりました。

 

 エイズからの学びをライフスキルとして習得するためには、ジェンダーや感染症、障害などへの自らの偏見を明らかにし、克服する必要がありました。そこには表面的な知識では解決できない壁があります。そう簡単に克服できるものではありませんが、乗り越えようと努力すること自体に大きな意味があったと思います。そういうロールプレイを重ねてきたことで、少しだけ日本社会は優しくなったと私は思います。

 

 エイズの問題とは、当事者である感染者だけでなく、家族、学校、医療機関、地域、行政、企業など、当事者を取り巻く多様な人々が関わる問題です。こうした関係者が一緒にとりくむことで、偏見や障壁を克服するというプロセスを社会が学んだのもエイズがもたらした功績です。

 

 なかでも、感染者自身が政策の企画や予防・啓発活動などの実施主体として参加することの重要性をエイズは教えてくれました。偏見にさらされる当事者の意見、提案こそが政策の実効性を高めていったのです。

 

 こうした考え方は医療現場にも改革をもたらしました。患者さんを主体とするチーム医療の普及は、臓器別や職種別の縦割りの弊害から患者さん自身を守り、そして治療の実効性を高めました。もちろん治療だけでなく、陽性者が主体となって<予防・啓発><自発的カウンセリング・検査><治療><ケア・サポート>といったセクションが連携することの意義をエイズは教えてくれました。

 

 このようにエイズは、負の側面ばかりでなく、大きな進歩を人類社会にもたらしてくれたのです。これからも感染症医である私たちは、エイズの診療において気づかされたことを、「エイズの問題」として扱うのではなく、「エイズにおいて表出している問題」として社会にフィードバックしてゆきたいと考えています。

 

 あるいは、エイズで学んだことを他の様々な課題へと適応してゆく、そういう感度のよさとか、提言力とかを、これまでどおり陽性者の方々との連携のなかで維持してゆきたいものです。

 

 そうそう、最後に皆さんにお願いがあります。

 

 「エイズ撲滅」というキャンペーン用語がありますが・・・、これやめてください。患者さんにとっては「撲(なぐ)って滅ぼす」という怖ろしい言葉です。HIVを撲滅することは、道義的にも、医学的にも無理だと私は考えています。結核や梅毒がそうであるように、社会にある程度広がってしまった感染症は、いくら予防法や治療法がはっきりしていてももう追い出すことはできないものです。むしろ撲滅しようという考え方自体が、感染者への偏見・差別につながっています。

 

 病気に無頓着であってはいけませんが、エイズのイメージを独り歩きさせず、必要以上に恐れないことも大切なことだと思っています。



2016年12月4日 朝日新聞

2016.12.05

欧州のHIV感染者、7人に1人が「無自覚」

【AFP=時事】欧州連合(EU)と世界保健機関(WHO)は29日、欧州におけるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染者のおよそ7人に1人が、自分の感染に気付いていないとする報告を発表した。

 12月1日の「世界エイズデー(World AIDS Day)」を前に、ビテニス・アンドリュウカイティス(Vytenis Andriukaitis)EU保健・食品安全担当委員は、欧州疾病予防管理センター(ECDC)が示したこの数字について「HIV感染を自覚していない患者は救命治療の恩恵を受けられず、また他人への感染を止めることができない」と憂慮を示した。

 ECDCの統計はEU加盟28か国に、アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェーを加えたデータに基づいている。ECDCによるとこれらの国々で確認されたHIV感染者の約半分にあたる47%が、感染後期になって診断されている。これは感染から診断・報告までに平均約4年かかっている計算になるという。

 HIVの感染経路として最も多いのは男性同士の性交渉で全体の42%にあたり、感染経路として長年、唯一増加傾向にある。次いで異性間の性交渉による感染が32%、麻薬使用による感染が4%と続いている。

 WHOによると2015年に欧州内で報告されたHIV感染者数は、過去最高だった前年の14万2000人を更新し、15万3407人に上った。

AFPBB Newsより

2016.12.01

12月10日(土)診療時間変更のお知らせ

まことに勝手ながら 12月10日(土) の診療時間は
16:00までとさせていただきます。
ご迷惑をお掛けしますがご了承の程、よろしくお願いします。

2016.11.16

流行中の「梅毒」だけじゃない、要注意の感染症群。HIVは激増!?

「梅毒」の流行に歯止めがかからない。特にここ数年は全国的にはもちろん、若い女性に感染者が急増している。だが、注意するべき性感染症は梅毒だけではない。ヘルペスなど代表的なものからマイコプラズマといった馴染みの薄いものまであり、その多くで感染者は増加の一途にあるのだ。

「これらの性病に共通するのは、自覚症状がないケースもあること。また、どれか一つの性病にかかるとほかも併発するケースが非常に多い。そのため、少しでも性病の自覚症状を覚えたら、まずはすべての感染症を疑ってください。誤った診療を続けたことで、重症化するケースもあります。まずは決めつけずに泌尿器科か性感染症内科の受診を勧めます」(内科・泌尿器科医の大和宣介氏)

<要注意の感染症群>

●HIV:激増

日本は先進国の中で唯一、感染者数が増加している。「現在は薬で発症を抑えられるので、万が一に備えた検査を受けるべきでしょう」(大和氏)

●マイコプラズマ・ウレアプラズマ:激増

肺炎のイメージが強いが、同ウイルスによる尿道炎が増えている。「症状は比較的軽いが、完治しにくいうえ再発もしやすい」(大和氏)

●性器ヘルペス:微増

感染者の中心は若い世代。性器やお尻周辺の皮膚に赤い発疹や水ぶくれ、ただれが発生。初めての発症では強い痛みや発熱が伴うことが多い

●性器クラミジア:変化なし

進行すると男性は尿道炎や前立腺炎、腎炎や肝炎、女性は腹膜炎や子宮頸管炎を発症する場合も。



男女ともに不妊症との関連性も指摘されている

●淋菌:減少

尿道に感染することが多く、排尿時や勃起時に激しい痛みがある。感染者数は減少傾向にあるが、進行すると男性は無精子症になる危険性も



2016年09月23日 SPA! より抜粋

2016.09.26

梅毒患者が過去最多、昨年1年間を上回る- 女性の報告増で注意喚起

梅毒患者の今年の報告数が、感染症法に基づく調査が始まった1999年以降で最も多かった昨年1年間の報告数を上回ったことが30日、国立感染症研究所のまとめで分かった。男性間の性行為による感染に加え、男女の異性間でも感染が広がりつつあり、東京都に次いで患者数が多かった大阪府は、「20代の女性が一番多い」と指摘。感染を疑う症状がある場合は、医療機関を受診するよう呼び掛けている。

医療介護 CB news より

2016.08.31

8/6(土)診療時間変更のお知らせ

8/6(土)の午後の診療時間は16:00までとなります。
ご迷惑をお掛けしますがご了承の程、宜しくお願い致します。

2016.07.22

HIV感染者とエイズ患者、昨年1434人 2年連続減

厚生労働省のエイズ動向委員会は25日、昨年新たに報告された国内のエイズウイルス(HIV)感染者とエイズ患者は1434人だったと発表した。過去最多だった2013年の1590人から2年連続で減少したが、依然として高い水準が続いている。
 昨年の新たな感染者は1006人、患者は428人で、いずれも2年連続で減った。新たな感染者の感染経路は同性間の性的接触が7割近くを占め、20〜30代が全体の約6割だった。新たな感染者のうち女性は13年46人、14年50人、15年58人と増加傾向だった。

2016.5.25 朝日新聞より抜粋

2016.06.03

新宿セントラルクリニックの報道について

新宿区内の医療施設「新宿セントラルクリニック」が、「性病に感染している」とウソの診断をされ治療費24万円をだまし取られたとして、男性4人が新宿セントラルクリニックの院長を刑事告訴したとの方報道が御座いました。

当院と名称が似ておりますが、新宿セントラルクリニックと当院とは一切の関係は御座いません。
お間違いなさいませんようお願い申し上げます。

2016.05.20

梅毒が昨年同時期の2倍 妊娠中はリスク避けて

性感染症の「梅毒」の感染者が現行の統計法になった平成12年以降最多だった昨
年を上回るペースで増えている。放置して進行すると脳や心臓に症状が出るほか、妊
娠中の女性が感染すると死産や胎児に重篤な異常をきたすこともある。若い女性の感
染者が増えており、厚生労働省は「コンドームの使用でリスクを減らせる」と注意喚
起している。

○脳や心臓に症状

 梅毒は主に、性的な接触によって「梅毒トレポネーマ」という細菌がうつる感染症
だ。感染から約3週間は症状が出ず、やがて病原体が侵入した部位の皮膚や粘膜に発
疹が現れ、コリコリした塊(硬結)などが出る。中には全く症状のない人もいる。症
状がなくても、感染から数カ月は他人への感染力が強い。性感染症に詳しい「しらか
ば診療所」(東京都新宿区)の井戸田一朗院長は「性器と口の接触でも感染する。痛
みやかゆみなどの症状が出るのはまれで、気付かないことも多い」と指摘する。

 発疹や硬結は治療をしなくても数週間でいったんなくなる。しかし、病原菌は全身
に運ばれ、手のひらや足の裏、体全体にうっすらと赤い発疹が出る。この発疹も数週
間以内に消えるが、きちんと治療しない限り病原菌は体内で増え続け、脳や心臓など
に致命的な症状が出ることもある。早期発見・治療が重要だ。

国立感染症研究所によると、今年1月から4月24日までの感染者数は1114人
で、前年同時期の約2倍に上る。都道府県別では、東京都が494人と4割を占め、
次いで大阪府138人▽神奈川県65人▽愛知県51人−と都市部での感染が多い。

 梅毒感染者は12年以降、横ばいだったが、22年から急増している。昨年の感染
者を男女別でみると、女性は764人と5年前の約6倍に増加。特に20代前半で増
えており、厚労省は昨年11月、若い女性に向け、「コンドームの適切な使用でリス
クを減らすことができる」といった予防対策を盛り込んだ啓発リーフレットを作製、
自治体などに配布した。

 男性は40代前半が全体の16%で最も多かった。

5/10 産経新聞より抜粋

2016.05.10

梅毒患者増、「妊婦の早期診断・治療を」- 産科婦人科学会、先天梅毒を懸念

梅毒患者の増加や胎児が感染する「先天梅毒」の報告が相次いでいることを受け、日本産科婦人科学会は会員の医師らに、妊婦の教育を徹底し、早期診断・治療を行うよう求めている。同学会は、感染が拡大する恐れがあることや、女性の梅毒患者が増加傾向となっていることなどを挙げ、「先天梅毒も今後増加してくる可能性がある」としている。


 国立感染症研究所によると、今年の梅毒患者の報告数(3月6日時点)は581例。感染症発生動向調査事業が始まった1999年以降で最多となった昨年の報告数(2660例)を上回るペースで増えている。

 先天梅毒の患者報告数は、2014年に前年比2.5倍の10例を記録。昨年の発生動向についても、同学会は「全国各地での先天梅毒症例の報告も散見されており、注意が必要」としている。

 また、妊娠初期の感染症検査がすべて陰性であった妊婦が、口唇による性的接触で梅毒に感染し、出生児が先天梅毒と診断された症例も報告されていることを挙げ、「妊娠中に梅毒を疑う症状を認めた場合には、問診と血液検査再実施などを行うことが重要」としている。

 梅毒は性交渉時の接触感染が主流で、感染すると2―3週間後からリンパ節炎や皮膚症状が現れる。早期に発見して治療を行えば完治するが、治療しないと症状が段階的に進行し、中枢神経が侵されて死に至ることもある。妊娠している人が梅毒に感染した場合、流産や死産の原因となることもあるという。

2016.3.17 CB Newsより

2016.03.17

梅毒感染急増

梅毒に感染する人が近年、急増している。特に女性は、2015年では前年の2倍に増えた。妊娠と時期が重なれば、赤ちゃんに感染して先天的な梅毒になる恐れもある。厚生労働省は予防を呼びかけている。
 梅毒は、「梅毒トレポネーマ」という細菌による感染症で、主に性行為で広がる。性器や唇などにしこり、ただれが起き、進行すると全身に赤い発疹ができる。重症化すると、まひなどを起こすこともある。
 国立感染症研究所(感染研)のデータによると、日本の感染者は1948年には22万人近かったのが、治療薬の開発などで激減。90年代以降は1千人を下回り、ほぼ横ばいが続いていた。しかし、2010年から増加傾向に転じ、昨年は2600人を超えた。
 中でも女性の増加が目立つ。15年10月時点では前年同期比の2倍の574人にのぼった。このうち76%を15〜35歳が占めている。
 若い女性に感染が増えると、妊娠している場合、胎盤を経由した胎児への感染が心配される。流産や死産を招く危険に加え、生まれた赤ちゃんが先天性の梅毒になる可能性もある。
 先天梅毒の赤ちゃんは、神経系の障害や肝臓の病気を持っていることが多い。東京慈恵会医科大教授の石地尚興(たかおき)さん(皮膚科)は「発見の時期にもよるが、赤ちゃんの梅毒の治療は難しい」と話す。
 厚労省が標準とする妊婦健診では、妊娠初期(13週まで)に1回、梅毒を含めた性感染症の有無を調べることになっている。その時点で感染がわかれば、妊婦が薬を飲むことで、赤ちゃんとともに完治できる。だが、妊娠中期(14週)以降に性交渉で感染することもある。妊婦が自身で検査を受けない限り、赤ちゃんの感染に気づくのは困難だ。
 また、経済的な事情などで妊婦健診を一度も受けない女性もいる。厚労省は「感染リスクを知ってもらうことが最大の予防策」として、女性を意識したピンクのポスターを新たにつくった。パートナーと一緒に検査を受けることや、コンドームを適切に使うことなどを呼びかけている。

2016/02/16 朝日新聞デジタルより

2016.02.17

梅毒感染が拡大、女性は倍増 妊娠中なら胎児に悪影響も

梅毒に感染する人が近年、急増している。特に女性は、2015年では前年の2倍に増えた。妊娠と時期が重なれば、赤ちゃんに感染して先天的な梅毒になる恐れもある。厚生労働省は予防を呼びかけている。

 梅毒は、「梅毒トレポネーマ」という細菌による感染症で、主に性行為で広がる。性器や唇などにしこり、ただれが起き、進行すると全身に赤い発疹ができる。重症化すると、まひなどを起こすこともある。

 国立感染症研究所(感染研)のデータによると、日本の感染者は1948年には22万人近かったのが、治療薬の開発などで激減。90年代以降は1千人を下回り、ほぼ横ばいが続いていた。しかし、2010年から増加傾向に転じ、昨年は2600人を超えた。

 中でも女性の増加が目立つ。15年10月時点では前年同期比の2倍の574人にのぼった。このうち76%を15〜35歳が占めている。

 若い女性に感染が増えると、妊娠している場合、胎盤を経由した胎児への感染が心配される。流産や死産を招く危険に加え、生まれた赤ちゃんが先天性の梅毒になる可能性もある。

 先天梅毒の赤ちゃんは、神経系の障害や肝臓の病気を持っていることが多い。東京慈恵会医科大教授の石地尚興(たかおき)さん(皮膚科)は「発見の時期にもよるが、赤ちゃんの梅毒の治療は難しい」と話す。

 厚労省が標準とする妊婦健診では、妊娠初期(13週まで)に1回、梅毒を含めた性感染症の有無を調べることになっている。その時点で感染がわかれば、妊婦が薬を飲むことで、赤ちゃんとともに完治できる。だが、妊娠中期(14週)以降に性交渉で感染することもある。妊婦が自身で検査を受けない限り、赤ちゃんの感染に気づくのは困難だ。

 また、経済的な事情などで妊婦健診を一度も受けない女性もいる。厚労省は「感染リスクを知ってもらうことが最大の予防策」として、女性を意識したピンクのポスターを新たにつくった。パートナーと一緒に検査を受けることや、コンドームを適切に使うことなどを呼びかけている。

■欧米や豪州でも増加、パートナーと検査を

 なぜ梅毒の感染は増えているのか。欧米やカナダ、豪州、中国でも増加が報告されている。

 感染研の大西真・細菌第一部長は「細菌の感染力が急に強くなったり、薬が効かなくなったりしたという報告はない。同性間、異性間を問わず不特定多数との性行為が増えていると推測するしかない」と語る。

 日本では女性の増加が目立つとはいえ、感染者の8割近くは男性だ。かつては同性間の性的接触で感染する男性が大半だったが、12年からは異性間の接触が増えているという。

 東京医療保健大学の渡會睦子准教授(公衆衛生看護)は「男性は今の自身の安全だけでなく、パートナーと将来の自分を守るという意識を持つことが重要だ」と訴える。

 渡會さんらが、13年2月から14年12月までに性感染症の郵送検査(有料)を受けた男女計1万6千人余りを対象に実施した調査によると、男女ともに15〜19歳と40〜50代の二つの年齢階層で、陽性の割合が高かったという。「安全なセックスの重要性を理解していない大人が多いことを示している。大人が認識しなければ、子どもたちにも伝わらない」と指摘する。

 感染を防ぐには、コンドームの使用だけでは万全ではない。病原菌は、性器の接触のほか、口や肛門(こうもん)などあらゆる粘膜からうつるためだ。理論的にはキスでの感染もありうるという。

 渡會さんは「決まったパートナー以外と性行為をしないことと、お互いを守るために一緒に検査に行こうと言える関係性を築くことが大切だ」と話す。

 主な治療は、ペニシリン系の抗菌薬を一定期間飲むことだ。適切な治療を受ければ完治する。ただ、適切な治療には正しい診断が必要になる。近年までは「忘れられた疾患」とも呼ばれるほど患者は減少し、診療経験を持つ医師も減っている。慈恵医大の石地さんは「医師が見逃せば、感染の増加を食い止められない」と危惧する。(冨岡史穂)

2016.2.16 朝日新聞

2016.02.16

混雑状況のご案内

午後の診療は大変混み合いますので午前の診療時間での受診をおすすめ致します。
午前診療時間 10時30〜12時45分

2016.01.08

横浜クリニック移転のお知らせ

平素より、予防会をご愛顧頂き厚く御礼申し上げます。
この度、横浜クリニックは更なる医療の質とサービスの向上を目指し新たなクリニックにて診療を行う事となりました。


新住所:横浜市中区曙町1-1 ル・ヴァン・ブルービル4F

TEL:045-232-9833


今後も安心・迅速・安全にこだわった医療をご提供し、地域の皆様に信頼されるよう尽くしてまいります。
どうぞよろしくお願い致します。

2015.11.30

梅毒、若い女性に急増…胎児感染で重い障害も

2015/11/24
性感染症「梅毒」の患者が急増し、今年は10月の時点で昨年1年間の患者数を超え、現在の調査方法になった1999年以降で最多となったことが、国立感染症研究所のまとめでわかった。

特に若い女性の増加が目立ち、妊娠中に胎児に感染すると重い障害が残る恐れもあることから、専門家は予防と早期の受診を呼びかけている。

感染研によると、梅毒患者の報告数は、10年ほど前から増加傾向にあったが、2008年の831人をピークに10年には621人まで減った。しかし、11年から急増し、今年はすでに2037人(10月28日時点)と、昨年1年間の1671人を超えている。女性の年齢別では20〜24歳が177人で最も多く、昨年同時期に比べ2・7倍となった。胎児に感染し、死産や障害につながる「先天梅毒」も10例報告された。
YOMIURI ONLINE

2015.11.24

梅毒流行が加速、報告数が9月半ばで昨年実績を超える

梅毒の流行が加速している。全国の2015年の報告数は、9月13日までに1701件となり、あと3カ月余を残して、昨年実績の1661件を超えてしまった。1990年に迫る勢いにあり、この25年で最悪となる可能性がある。
 既に昨年実績を上回っている東京都では、依然として増加している。同時期の報告数は691件となり、9月半ばで昨年(507件)の1.3倍を超えている。我が国の梅毒患者の報告数(2008〜14年。感染症発生動向調査:15年1月15日現在)を見ると、ひところの何十万、何万といった報告数からはかなり少なくなっている。だが、最近は2011年から増加に転じ、今年も既に昨年を上回ったことから5年連続の増加となった。報告数は1990年の実績に迫る勢いにある。

 病期別では、早期顕性(I期、II期)と無症候の患者が増えているのが特徴だ。これは、新規の患者が多いことを示しているだけでなく、無治療のまま潜伏期に入ってしまった患者が増えていることを物語っている。

 感染経路にも変化が表れている。これまでは男性の同性間性的接触による感染が目立っていた。一方の女性では、異性間性的接触による感染が主だった。それが男性でも異性間性的接触による感染例が増加中であり、男性から女性へ、そして女性から男性へという悪循環が顕著になっていると警戒されている。

 国立感染研究所では、こうした悪循環を断つために若年層を中心とした啓発が欠かせないとして、対策強化を呼び掛けている。

2015/9/25 日経メディカル

2015.09.29
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